シルバー（銀）

シルバーは、産出直後は銀白色に輝いていますが、空気に触れると黒く変化していきます。
これは空気中に含まれているごくわずかな硫黄化合物と反応して硫化物ができて、酸化銀の黒色の膜におおわれるからです。
ですから温泉地などへいくと、そのまま身につけていて帰ってきたら黒く変色していたなんて話もよく聞かれました。
人によっては汗などでも酸化させてしまう場合があるようです。

シルバーは、金とともに、中世ヨーロッパでは新大陸発見までの慢性的な不足品であって、そのため高価でもありました。
この時代の日本は東アジア随一の金、銀、銅の採掘地域であり、中国への輸出も行っていました。
これらの金属は日本の貿易品として有用だったので、銀山は鎌倉幕府以前から江戸の鎖国終了からしばらく、明治に至っても国が直轄する場合が多く、中でも島根県大田市の石見銀山は有名です。
その後、日本の銀山は資源枯渇のため、世界の銀産出地から日本の名前は消えました。

シルバーの効果
幸運をしっかりキャッチできる
対人関係が良好になる

ジルコン

ジルコンはジルコニウムを主要元素に持つケイ酸塩鉱物です。
世界中で産出しますが、宝石となる良質な結晶は、インドやスリランカなど、限られた地域で採取されています。
天然のジルコンは、黄色、黄緑色、オレンジ色などの褐色系のものが多く、ジルコンという呼び名はペルシャ語の zar（金の意）とgon （色の意）に由来します。
透明のジルコンは、ダイヤモンドに似ているために、そのダイヤの代わりとして用いられたこともあったぐらいです。
見た目は似ていますが、屈折性の違いで見分けられます。
普通ジルコンは無色透明のものが知られていますが、黄色、オレンジ、赤、青、緑などの色があります。
そのほかに、このジルコンは岩石の成分にウラニウムを含んでいるので、岩石の年代測定にも使われています。
また、ジルコンは最も重い宝石のひとつです。
これは他の石の同じ重量のものと比べて、小さく見えることを意味します。
ジルコンは比較的硬い石ですが、磨り減ったり、切り取られたりすることがあるので、注意して保管すべきです。
ジルコンの広範な色は、その希少性とそして比較的安いことによりコレクターに人気が有り、あらゆる種類を探しています。

ジルコンの効果
ヒーリング効果
心のバランスをとってくれる
自然な人への思いやり

シトリン（黄水晶）

シトリンは、鉄分が含まれている黄色の宝石。
黄色い水晶のことです。
語源は柑橘系の果物「シトロン」。
黄色い色は金貨を連想させるため、シトリンは古くから金運・財運を呼ぶ石、繁栄と富貴をもたらす石として大切にされてきました。
特に商売をやっている方にはオススメで、商売繁盛のお守りとして珍重されます。
ルチルやタイガーアイとともに、金運・財運の石として非常に有名です。
シトリンは多く産出されないのでアメシストなどを熱処理・加工してシトリンとしている場合もあります。
柑橘系の色をしたシトリンは、太陽のような健康的なイメージにはピッタリの宝石といえます。
また、心身のバランスをとって、潜在能力を引き出し、幸運に導いてくれるとされます。
ヒーリング面は、中腹部のチャクラと呼応する波動を放つとされます。
優しく温かな波動で人を緊張から解き放ち、肉体的・精神的な毒を排泄し、活力と生きる希望を与えてくれるといいます。
特に消化器系など、中腹部に溜まった老廃物を浄化するとされるので、ダイエットにもよさそうなパワーストーンです。
内向的になりがちなとき、積極性がでない時大いに活躍してくれる宝石です。

シトリンの効果
元気が出る
人前であがらなくなる
積極性、社交性がでてくる