キャッツアイ（猫目石　ねこめいし）　

キャッツアイは、光の加減によって、茶色・緑色・黄色味がかった白色などの陰影が、猫の目の虹採に似ていることから付けられました。
その名が示すようにすべてを見透かすとされています。
判断力が試された時、あるいは勇気がわかないときなどにその効果を発揮してくれます
キャッツアイはクリソべリルの変種の一つで、半透明から亜透明の蜂蜜黄色から帯緑黄色、帯褐黄色の石です。
化学成分はべリリウムとアルミニウムの複合酸化物で、微量の酸化鉄と酸化クロムを含有します。
黄色から帯緑色を含む褐色までの色はこの鉄分です。
クリソべリルは結晶中にチューブ・インクルージョンができやすく、これが結晶の上下軸に平行に密に入っているときカボッションにカットすると一本の光条が現れます。
この光条は光の反射によるもので、移動性であるのがキャッツアイの特徴で〈フローティングアイと呼ばれる)、光源を動かすとそれにつれて光条が移動します。
この現象をキャッツアイ効果あるいはシャトヤンシーといいます。
キャッツアイ効果は他の鉱物でも現れるが、代表的な宝石はキャッツアイで、正確にはクリソべリル・キャッッアイといいます。

キャッツアイの効果
高い目標へむかえる精神力が得られる
幸運をつかむことが出来る

カルサイト（方解石　ほうかいせき)

カルサイトは、透明、ピンク、グリーン、ブルー、イエロー、オレンジなど、様々な色の種類があり、その色によってさまざまな効果があるとされています。
色素については固体に含まれる不純物によって黄色やピンク色など様々な色が存在しており、不純物を含まないものは無色透明で光沢があります。
名前は、ラテン語で石灰を意味する "calx" に由来しています。
愛情にはピンク、金運にはイエロー、癒しのグリーンやブルーというように、さまざまなシチュエーションによって使い分けが出来ます。
お守り石として、いろいろな不安やストレスからの解消され体のバランスをとってくれるなどその使い道が幅広いです。

カルサイトの効果
もめごとがあった時などに、人間関係を円満にする働きがある
ストレスからの開放

カーネリアン（紅玉髄　こうぎょくずい)　

オレンジがかった赤いめのうのカーネリアンは、かすかに縞模様が見られる宝石です。
その赤みがかった色は、鉄の酸化物によるものです。
カーネリアンは玉髄という鉱物の中で赤色や橙色をしており、網目模様がないものを指します。
ちなみに、網目模様があるものを瑪瑙と呼びます。
英語名は、ラテン語で「肉」を意味するcarnisに由来するといわれています。
その昔、血の流れを鎮め、熱をさます効果があるとされていました。
魔力の石とか悟りの石といわれており、無気力になってしまった感情に働きかけてくれ、パワーを授けてくれます。
カーネリアンの働くパワーは他には、レジャーと恋愛の分野です。
その楽しみ方はまるで子供のように無邪気で、ときには残酷で純粋。
自分の欲しいおもちゃは『素直に欲しい』というし、どんなに欲しがっていたおもちゃでも、飽きてしまえば、悪意もなく捨ててしまう。
まったくもって天性のエピキュリアンといえるでしょう。
カーネリアンは恋愛と創造のパワーストーンですが、恋愛といっても、深く情緒的な恋愛ではなく、あくまでも性欲をベースにした、若さと情熱の恋です。
一度結ばれてしまえば、恋を自由奔放に楽しみ、情熱の失われた過去の恋にしがみつく、などということはないといえます。
そういう点において、カーネリアンは身につける人の恋の数を増やすため、たとえひとつの恋が終わっても、次の恋がすぐにやってくるといわれています。

カーネリアンの効果
ビジネスの勝利
勇気と行動力がみなぎる
トラブルから身を守ってくれる