九星気学(きゅうせいきがく)

九星気学占いとは、東洋占術の一種で９個の星により占う方法です。

九星気学は、先人達が実に過去数千年に渡って人間観察に関する気の遠くなるような膨大なデータを分析し、それぞれの時代にマッチするように微調整を重ねながら積み上げてきた、一種の「統計学」であり、また、方位の知識を活用しながら、人々が自らを受容し、持って生まれた適性を発揮して、より良い人生を歩んでいくための一方策を提供する「方位運命学」でもあります。
生年月日により、自分の先天性を知り、「どうしてうまくいかないのか？」などのといった事がわかり、その先の解決策が見えてきます。
解決策がわかることでプラスのエネルギーを取り入れる方法がわかります。
良い｢気」を入れるための行動（例えば、良い方向への旅行であったり、引っ越しとか）をすることなんです。
九星気学は、まさに｢気」を見る技術であり、人の運命をみる・・というよりは行動するための環境の状態を見るものともいえるでしょう。

一白水星 （いっ ぱく すい せい）
ニ黒土星 （じ こく ど せい）
三碧木星 （さん ぺき もく せい）
四緑木星 （し りょく もく せい）
五黄土星 （ご おう ど せい）
六白金星 （ろっ ぱく きん せい）
七赤金星 （なな せき きん せい）
八白土星 （はっ ぱく ど せい）
九紫火星 （きゅう し か せい）

奇門遁甲（きもんとんこう）

奇門遁甲（きもんとんこう）とは、方位の吉凶を見定める術といったところでしょう。

八門遁甲とも言われ、中国の諸葛孔明が軍事として用いた事で知られています。
奇門遁甲は軍学として利用されただけに、非常に複雑かつ精密です。
三国志の諸葛孔明が得意としていたという占いともいわれています。
戦争などの戦いに用いられ、兵法としての一面があります。
現代の起業や事業展開は古代の軍事そのもの。
事業拡大、海外進出は正に国取合戦のようにも見えます。そしてそれらに応じて的確な判断が出来るのが、この奇門遁甲なのです。
現在では、個人の運勢をより良くするための開運術として用いられています。
この奇門遁甲は、目的別に方位が選べるといった特徴があります。
引っ越しやプロポーズ、営業活動や交渉事、恋愛等その目的に応じて日時の吉方位を割り出して、その吉方位に行動することで運が開けるというものです。
目的別に方位が選べるといった利点があります。
奇門遁甲は刻一刻と過ぎ行く時間に対応する為、暦は3ヶ月ごとに出版されるほどシビアな占術です。

奇門遁甲の歴史
本来、奇門遁甲は兵法の奥義とされていました。
太公望・張良・諸葛孔明等の名軍師達は、この術の達人であったと言われています。
彼らは、遁甲の奥義を駆使して、戦において連戦連勝であったと伝えられています。

伝説によれば、奇門遁甲は太古のむかし黄帝という伝説上の王が、蚩尤という王を討伐に行くが、黄帝の軍は蚩尤の軍と蚩尤のあやつる妖術に苦戦を強いられていました。
そこで黄帝が壇を作り祈ると、夢に九天玄女があらわれ三巻の遁甲の書を授かったとされ、以後、太公望・漢の張良・蜀の諸葛孔明へと伝わったとされます。　
史実的には、後漢書にすでに九宮の説があり、５世紀の南北朝時代の文献には遁甲の名前が見られますから、相当に古い時代からあったことは、間違いないようです。

四柱推命(しちゅうすいめい）　

四柱推命とは、中国古来の命運鑑定法で、中国占術の最高峰とも言われています。
日本に於いては、江戸時代末期よりとされています。
四柱推命とは日本で独自に作られた名前であり、本場である中国においては「命理」とか「子平」「八字」と呼ばれているようです。
四柱推命鑑定は、生まれた年・生まれた月・生まれた日・生まれた時刻を四つの柱と見立て、それに｢十干」｢十二支」と組み合わせ、｢六十干支」にあてはめ、さらに、陰陽五行(木火土金水）を配合して、運命の成り立ち、変化を推理そして、解明していく論理的なかつ科学的な学問と言えます。

四柱推命は西洋占星術やインド占星術と同様に、個人に関する様々なことを予測、占えるとされます。
具体的には、個人の相貌などの特徴や健康、体質、性格、気質、好みや嗜好、適職、適性、他人との相性などから、過去、現在、未来に関する運命の変化、死亡率の高まる時期など、個人に関するほとんどのことが予測可能といわれます。

四柱推命は実際は複雑で難解な占術方法ともいえます。