易（えき）

易とは、「だまって座ればピタリと当たる」や「当たるも八卦、当たらぬも八卦」などのフレーズがあるように、「易」は長い間、日本人に最も親しまれてきた占いの1つでしょう。
｢易」は｢易経」ともいい、古代中国に於いて、天下国家を治める者には必ず修得し、これを極めなければならないとされていたほどです。
この宇宙にある全ての物の始まりが太極であり、そこから陰と）陽が導き出され、そして天と地の間に人間が存在するという考えから天・人・地の三才とした。
これらの組み合わせにより、易占いが作られたといわれています。
科学隆盛の時代においても易占いは衰えを見せず、巷のあちこちに易者がおりますし、また年末にもなりますと書店の店頭には「運勢暦」などが並ぶようです。
それを見ても分かりますように、科学隆盛の時代にある現代においても衰えを見せないのが「易」なのです。
さて、易占いはどうして科学全盛の時代にも、その衰えを見せないのでしょうか。
その答えの1つとして挙げられるのが、易占いが悩みを持つ人々の問題を解決する手段として認められているからです。

『易経』の易という字は、元々トカゲを側面から見た「象形文字」といわれています。
トカゲが常に体色を変化させるところから、この易という字が使われたのですが、それは主に「変化していくもの」を表しているのです。
易には元来、「連山易」「帰蔵易」「周易」の三種の易があったといわれますが、現存しているのはおなじみの「周易」のみです。
この「周易」は最初、運勢を判断する言葉を集めただけのものでありましたが、徐々に哲学的解釈や理論が整備されて、神聖化されていきます。

手相占い

手相占いは日本人にとってもっともポピュラーでもっとも身近な占いの一つです。
人相や手相は、人間の手や顔をもとに運命や性格を判断する「観相」という占いのひとつで、ある意味広く普及した占いです。
手相からいろんなことを読み取る
手相術は、３,０００年前から５,０００年前の古代インドという説が一番有力です。
手相占いは生命線とか運命線などの長さや形で占っていきます。
この手相は、世界でただ１つしかないもの。
あなた自身を映し出す鏡のようなものなのです。
多くの情報がこの手相の中につまっています。
過去・現在そして未来へと・・恋愛・結婚・仕事・健康・金運、基本となる性格までわかってしまいます。
しかも、手相は刻々と変化していきます。
でも、良い運の線があっても何もせずにあぐらをかいていると、その線が薄くなったりします。
反対に、あまり良くない線があったり、気になる障害線があっても、そうならない努力をすれば消えていく・・・・ということもあります。
ですから、鑑定した後は、「運命は自分で作るぞ」と思ってください。
幸せはまた一歩近づいてきます。

【手相の種類】

生命線
生命力を象徴する線

火星線
物事に対するねばり強さを表す線

印象線
パートナーや身内から受ける影響を現す線

知脳線
頭脳の働きを現す線。生命力にも影響大

二重知能線
二面性のある知能の持ち主に現れる線
　
感情線
感情や性格を現す

運命線
仕事運や全体的な運勢を表す線

太陽線
周りからの評価や成功を現す線

健康線
健康状態を現す線

結婚線
結婚や恋愛を現す線

財運線
金運があるかどうかを現す線

金星帯
エロさや魅力を現す。

土星帯
宿命的な不運を表す線。

反抗線
反抗心・正義心を象徴する線

希望線
物事に対する努力度を現す線

人気線
周りから人気があるかどうかを現す線

直感線
直感力・第六感の有無を現す線

向上線
いつ頃に努力し始めるか、その努力が実るかを現す線

放縦線
体力の消耗度を表す線

医療線
人を癒す能力を持つ人に現れる線

寵愛線
人に助けられて運勢が良くなる線

仕事線
仕事に対する熱意を現す線

妨害線
各種の線を妨害するように刻まれる線

悲哀線
悲しみ・苦しみを受けるたびに刻まれていく線

手首線
基礎体力や生殖器系の状態を表す線陰徳線
徳のある人間に出るという線

享楽線
凝り性な人間に出るという線

ますかけ線
頑固・強情な人に現れる線。商売に向く。

気づき線
ある種の悟りを開きつつある人に現れる線

旅行線
旅行に関する災難等を現す線
　
疲労線
疲労状態を表す線

子孫線
生まれてくる子供の運勢を暗示する線

災害線
災害が起こるかどうかを現す線

十字線
目に見えないもの、占いや宗教にに対する姿勢を現す。

火星環
災い・混乱に乗じて機会を得る。

太陽環
芸術方面への才能の現すと言われる相。
　
引き立て線
有能な人からの引き立てを受ける事を暗示する線

ユーモア線
人を笑わせる才能のある人に現れる線

フィッシュ
突然起きる強力な開運の線

仏眼相
念力の強さや記憶力の良さを現す線

パートナー線
身近な人からの援助を現す。

三喜紋・三奇紋
億万長者の相。

ソロモンの環
人を導くと言われる線

風水 家

風水において、家相というのは、多くの人が気にするポイントでもあります。
その中でよくある話が、北東は鬼門で玄関や水周りの設備があるとよくない、というものです。
実は、これは風水においては正しくありません。
家相というのは、風水ではないのです。
鬼門は凶という家相の考えは、古代日本の陰陽道からのもので、もともとの風水には見当たりません。
また、風水で家を考えるときに大事なポイントとして、毒矢から守る、ということがあります。
毒矢とは、ネガティブな気や強烈すぎる気のエネルギーの流れといったようなものです。
風水は気の流れを重視します。
家においては、いい気の流れを取り込むことが大事になってくるわけですが、家によっては、周りの環境のせいで、よくない気の流れが玄関から入り込んできてしまう場合もあります。
Ｔ字路の先の住居や目の前に鋭角的な高層ビルがある、といった事例はその最たるものです。
理想的な解決法は引っ越すことですが、そうも行かない場合は、観葉植物などをおいて、衝撃を緩和させましょう。
毒矢の加減の判断は、自分がその状況、状態に危機感、圧迫感、不快感を覚えるかどうかです。
家の外だけでなく、家の中においても、柱や梁などが毒矢となります。
Ｌ字の部屋や左右対称でないと、毒矢ができやすいです。
これも観葉植物を適宜おいて、直接、攻撃的な気にあてられないようにしていきましょう。